2014.04.14
wolfgang
五省
1週間ぶりのレスラーです。
4月も中旬に入り、本当に暖かくなりましたね。
新卒で社会人になった皆さんも、ようやく会社の雰囲気に慣れてきたところでしょうか。
弊社の新人さん達も、大分馴染んできてくれたようで、早くも活躍してくれています。
これからどんな活躍をしてくれるのか、今から楽しみにしていますが、それがプレッシャーにならぬよう、上手く対応していかねばと考えている今日この頃です。
さて、今日は『五省』ということですが、
みなさん『五省』ってご存知ですか?
旧大日本帝国海軍の士官学校でもある「海軍兵学校」(現在の海上自衛隊幹部候補生学校)に掲げられた、各自の行為を反省させて明日の修養に備えさせるための、5か条の反省事項です。
一 至誠(しせい)に悖る(もと)るなかりしか 【真心に反する点はなかったか】
一 言行に恥づるなかりしか 【言行不一致な点はなかったか】
一 気力に欠くるなかりしか 【精神力は十分であったか】
一 努力に憾(うら)みなかりしか 【十分に努力したか】
一 不精に亘(わた)るなかりしか 【最後まで十分に取り組んだか】 (※ウィキペディアから抜粋)
戦後、アメリカ海軍の幹部が、この五省の精神に感銘を受け、アメリカ海軍のアナポリス海軍兵学校でも取り入れられているそうですし、現在も海上自衛隊で日々の行動を自省するための標語として使用しているとのことです。
新社会人のみなさんは会社に慣れてくると、入社直後の緊張感がなくなり始め、思わぬ失敗をしてしまうこともあると思います。
また、先輩の皆さんは、ルーチンワーク化する日常業務に、緊張感を持って対応できていますでしょうか?
そんな際は、この五省を思い出してみてください。
毎日の自分自身の行動や言動に対して自省をすることで、翌日の一日をもっと充実したものにすることができるのではないでしょうか。
自身の問題や課題を見つけ取り組むことで、更なる成長にも繋がるはずです。
一日一日を、充実した日々にするために、忘れてはならない初心だと思います。
レスラーでした。