戦略
どうも、short sleeperです。
戦略とは、
「現在をささえつつ、未来への方向性を指し示すものである。」
「勝つための計略。」
「市場で競争する以前に、有利な状況を作り、展開するための策略。」
など、様々な言い方があります。
幼いころ、両親から、
「一生懸命に勉強すれば成功する!」
「熱心にやればうまくいく!」
といわれました。
しかし、実際の成功事例をみると、「一生懸命」や「熱心」になることだけで、成功した事例はそんなに多くはないのかもしれません、または、結果がでないのは、「一生懸命」や「熱心」ではないのかもしれません。
では、正しい意思決定は?
それは 「戦略」 から生まれると思います。
愚かな戦略は血の滲むような努力を無に帰す。
正しい戦略は努力の量を遥かに凌駕する成功をもたらす。
知人に、昼飯を抜く人がいました。
なぜかと、聞くと。
「昼飯代をうかせるため」
といいます。
彼はヘビースモーカーです。
愚かな戦略だなと思います。
人生に正解はなく、人それぞれの価値観があります。
どんな価値観も否定はしませんが、
「素敵な生き方」
「愚かだな」
と、主観で思うことはあります。
「戦略」
「孫子の兵法」という本があります。
「中国の聖書」とも呼ばれています。中国最高の兵法書であると同時に、
最高のビジネス書の地位も得ていると思います。
ビル・ゲイツ さんは、自分の経営の原理は「孫子」にあるといっています。
カーリー・フィオリーナ さんもヒューレット・パッカードの就任式で「孫子」を引用した。
米軍海兵隊はイヤホンからでも聞けるように持参させた部隊があったらしい。
孫正義 さんも「自らの経営原則は孫子にある」と、公言している。
積水グループは、社名自体が「孫子 形篇」からの引用であるらしい。
「孫子」は、中国最古の兵法書で、書かれた時期は2500年を超える昔、紀元前6世紀ごろと推定されています。
著者は「孫武」、中国春秋時代の人、強大国・斉で働かず、当時の新興国の呉の軍師として働く。
まるで、大手企業で働かず、ベンチャー企業で取締役に任命されたようである。
その後、「孫子」は三国志で有名な「曹操」によって注釈されたらしい。
「孫子」が書かれた春秋戦国時代は、多くの国が争う混沌とした時代であったらしい。
今の世界も春秋戦国時代のような激変期であり、地域によっては、
明日、国があるかどうかも予想が困難です。
日本をみても、能力次第で生き残るか、淘汰されるかが決まる厳しい社会、
そんな今だからこそ、「孫子」を読んで、〝明日”に勝利してほしい。
「自分には出来ないと思うたいていの出来事は、できないのではなく、本当はやりたくないだけなのだ。」
by スピノザ