2013.07.22
wolfgang

イノベーション

ども!

short sleeper です!

ビジネスは、合理性を求めることが多いです。

非合理なビジネスはやろうとしないのが、合理的な成り行きです。

「AがBをもたらす」という因果論理が業界や第三者に定着しているとする。

また、「ZがBを阻害する」ことが、共有されていたとする。

このときに、Aは「合理的」で、Zはそれまでの「合理的戦略」をとる企業において、

「認知された非合理」となる。

多くの会社がAを選び、Zには手をださない。

Zは意思決定の選択肢に入らないことが多くなるでしょう。

意識的に忌避するものとして遠ざけられる。

このような状況で、ある会社がZの構成要素を中核に据えた戦略をとる。

これが、戦略のイノベーションとして結実する。

 

次はなにか?

どのようなイノベーションがあり得るか?

今の、「業界」が「合理的」だと考えていることには、進歩はあってもイノベーションはないと思う。

「合理的」なことだけをやろうとしても、イノベーションにはならない。

その業界にはびこっている、「認知された非合理」を乗り越える。

これがイノベーションであると思う。

顧客にとって、価値の次元を切り拓くものが、立派なイノベーションなのかと思う。

 

「ビジネスの目標はただ一つ、顧客を作り出すことである。」

by   ピーター・ドラッカー