2017.07.03
wolfgang

カスピ海ヨーグルト

皆さまこんにちは!
Luuです☆

毎日続けて食べたいものに、ヨーグルトがあります。
中でも、カスピ海ヨーグルトはご存知ですか?
普通のヨーグルトとは食感も味も違い、とても食べやすいのです♪
そして体にも良いのです♪

作り方は、牛乳に種菌粉末もしくはヨーグルトの一部を溶かし、そのまま放置する。
菌がすみやかに牛乳を酸性にするため、他の雑菌が繁殖しにくくなり、牛乳が発酵し、ヨーグルトが出来上がる。

京都大学名誉教授の家森幸男が、1986年、疫学研究の際に「カスピ海」と「黒海」に挟まれた長寿地域として知られている「コーカサス地方」から持ち帰った種を、
自宅で増やし食べていたが、それを「粘り気のある面白いヨーグルト」として知人に分けたことから、人づてに広まったと言われている。
通常の乳酸菌とは異なって20℃から30℃という低い温度で増えるため、
特殊な器具などを使わずに、牛乳から手軽に作りやすいことと(一般的なヨーグルトに比べて)酸味がおだやかなことが人気となった理由ともされる。

クレモリス菌は、生きて人間の腸内に届き、プロバイオティクスとして働くと考えられている。
さらに、ヨーグルト特有の粘りを生み出す菌体外多糖を産生することで、腸管内の状態に良い影響を与えているのではと考えられている。
その他、整腸作用、ストレスによる肝機能の低下やアトピー性皮膚炎の抑制、免疫賦活作用、血中コレステロール値の改善、や血糖値上昇抑制作用など、
様々な健康効果が報告されている。
最近では、普段の食生活と体調との関連性を調べた疫学調査により、カスピ海ヨーグルトの摂取量が多いほど発熱や喉の痛みなどの風邪の症状が軽くなることが報告されている。
また、インフルエンザの予防接種において抗体価を高める効果や、動物試験によりインフルエンザウイルス感染後の重症化が抑制されることも報告されている。
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