2013.11.10
wolfgang

人間とは、今まで出逢った人間との総和である

『 知りて知らずとするは、尚なり、知らずして知れりとするのは病なり。」

by  老子

 

知っていても知らないふりをする人に、本日、出逢いました。

素敵な経営学者でした。

「おとぼけのすすめ」を彼は、別れ際、私に勧めてきました。

「之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らざると為す。是れ知るなり。」

と、孔子はいったそうですが、考えさせられる出逢いでした。

 

毎日、様々な方々に出逢います。

大変な幸運だと思います。

 

「性善説」を心がける私は、ネガティブな現象は全て自分の責任だと思うようにしています。

全ての人間は、何れかの点で自分よりも優れている者で、

人間とは、今まで出逢った人間との総和であると思います。

また、出逢いは、一度きりだと思います。

同じ人と遭うことは二度とないです。

昨日遭った人、今日遭った人、

今日遭った人は、昨日遭った人とは、異なる考え、気持ち、関心をもっています。

明日もまた違うでしょう。

ありとあらゆるものは、常に千変万化し、同じところにはとどまっていないのでしょう。

 

そのとき、遭うものすべてが一度きりの縁、その縁を大切にしたいです。

「 一期一会 」

素敵な言葉です。