2014.02.03
wolfgang

因数分解

「成果を上げる人は、最も重要なことから始め、

しかも一度に一つのことしかしない」

by    P・F・ドラッカー

ドラッカーは、集中することの重要性を大切にしていたそうです。

やるべき仕事に比べ、行うべき時間はいつも不足している。

時間の収支は常に赤字。

だからといって一度にあれもこれもでは、成果はあがらない。

一つの時間には一つの時間をすること。

他の問題は、いったん隔離して、時間資源を1点に集中する。

一つが終わってから、次に移ることが大切である。

仕事を整理するためには、まず心を整理することが必要だという。

問題が起きたり、変化が急激すぎたりすると焦りが生じる。

不安にとらわれ、優先順位づけに迷い、全部が半端に終わってしまう可能性が高い。

そんなときには、まず心を落ち着け、問題を整理する。

①感情的な問題と、そうではない問題。

②自分で完遂できることと、できないこと。

③解決に時間がかかるものと、そうではないもの。

こうすると焦りが消え

「この瞬間に出来ることは一つだけ、それに全力投入する」

と、集中出来るようになる。

気が楽になり、

「まずなにをするべきか」

という、優先順位づけに迷わなくなる。

合理的な解決策も浮かびやすくなる。

整理に、少しの時間を使うことが、時間の大きな節約となる。