2016.11.04
wolfgang
秋サンマ
皆さまこんにちは!
Luuです☆
サンマが美味しい季節になりました。
スーパーの鮮魚売り場には、刀のような美しいサンマが多く並んでいますが、
みなさん、最近お店で売られているサンマは「加熱用」のものが多いことにお気づきでしょうか。
以前はよく「刺身用」のサンマを売っていた気がするのに、この頃あまり見かけないのはどうしてなのでしょう?
【この季節の魚は食中毒にご用心】
これは、秋に増加する傾向にある「アニサキス」という寄生虫による食中毒被害を避けるため、刺身用のサンマの販売を控えているお店が多いためなのだとか。
【特に生魚の内臓が危険】
アニサキスへの注意喚起を促している厚生労働省の公式ページによると、アニサキスの幼虫は、
サバ、アジ、イカ、イワシ、サンマの内臓などに寄生することが多く、生や加熱が不十分な状態でこの幼虫を口にすることで、食中毒が引き起こされるのだそう。
また、最初は内臓に寄生するアニサキスの幼虫も、魚の鮮度が落ちると筋肉部分に移動してくるので、内臓以外の部分を食べる時にも注意が必要です。
【どんな症状?】
アニサキスによる食中毒には、食後2〜8時間後に発症する「胃アニサキス症」と食後10時間以上が経過してから発症する「腸アニサキス症」の2種類があります。
胃アニサキス症の主な症状は、激しい腹痛・悪心・嘔吐。
腸アニサキス症の主な症状は、激しい腹痛・腹膜炎症状。
どちらのケースも、食中毒が疑われる場合は速やかに医療機関を受診しましょう。