2013.12.30
wolfgang
いき
「運命によって〈諦め〉を得た〈媚態〉が〈意気地〉の自由に生きるのが〈いき〉である」
by 九鬼 周造
今日も、素晴らしい方々にお逢いさせて頂きました。
一言でいえば、「粋」な方です。
ここで、
九鬼周造著:『いきの構造』について考えてみました。
『いきの構造』は昭和5年に雑誌「思想」に掲載された論文で、
1. 序説。
2. 「いき」の内包的構造。
3. 「いき」の外延的構造。
4. 「いき」の自然的表現。
5. 「いき」の芸術的表現。
6. 結末。
からなっています。
「いき」について作者が考え得る多面な角度からの分析に圧倒されます。
作者が考える「いき」の定義は、
「垢抜けして(諦)、張りのある(意気地)、色っぽさ(媚態)」
となっています。
当社で考えてみました。
1. 計算機を叩いている方に、計算機を叩かなくなった時点で話しかけるのは「いき」である。
2. コードを書いているエンジニアに、はなしかけるのを遠慮する方は、「いき」である。
3. 役員が社内にいるときと、いない時の態度に差がない方は「いき」である。
4.複合機の紙をタイミングよく補充する方は「いき」である。
5. 自分より後に入社した方々にも、丁寧語で話す方は「いき」である。
6. 年上、年下に関わらず丁寧語で話す方は、「いき」である。
7. 言い訳をせず、黙々とミッションを達成する方は「いき」である。
「いき」な会社であり続けるように、精進いたします。
本日も素敵な出逢いをありがとうございます。