2014.04.22
wolfgang

視点を変えれば不可能が可能になる

1週間ぶりのレスラーです。

先週まで、暖かくなりましたねなんて言ってましたが、先週末から一転し、急激に寒くなりましたね(汗)

4月後半に入って、吐く息が白くなるまで寒くなるとは思いませんでした。

みなさん、季節の変わり目ですし、体調管理には十分に気をつけてくださいね。

特に新卒のみなさん、慣れない環境で体力的にも精神的にも疲れが出始める頃ですが、体調管理も社会人にとっては仕事の一つですから、気合を入れて頑張ってくださいね。

 

さて、本日は『視点を変えれば不可能が可能になる』というタイトルにしましたが、

突然ですが、ハンニバル・バルカという人物をご存知でしょうか。

歴史好きの方なら、知ってる方もいるかもしれませんが、今から約2200年前に古代カルタゴに実在した人物です。

かのナポレオン・ボナパルトが認め、人類史に輝く英雄の7人として列挙した中にも入っている、知る人ぞ知る天才戦術家です。

古代カルタゴの将軍だったハンニバル・バルカの戦術は、2000年以上たった今でなお、研究対象として各国の軍隊組織から参考にされているそうです。

ハンニバル・バルカは『両翼包囲戦術』という包囲・殲滅戦法を生み出しました。

この『両翼包囲戦術』を用い、カンナエの戦いでは当時最強と呼ばれていたローマ軍を完膚なきまでに壊滅させます。

ちなみに、どれくらい完膚なきまでに壊滅させたかと言うと、

ハンニバル:5万 VS ローマ軍:7万の戦いは

ローマ死者数6万、捕虜1万という、まさに壊滅状態。

この時、ハンニバル側の被害は、たった5700程度だったそうです。

この大勝利後にハンニバル・バルカは、

『不可能を可能にする男』

と言われるようになります。

ハンニバル・バルカは、従来の視点とは違う視点で物事を見定めることで、画期的な戦略を練り数々の勝利を収めました。

つまり、『不可能』なことを、いかに『可能』にするかという視点で考えた結果なんではないでしょうか。

また、ハンニバル・バルカはこんな言葉も残しています。

「道は、見つけるか、それとも、作るかだ。」

『不可能』だと思われるような事でも、それが『可能』となるような視点から見定め、既存の解決策がなければ、自分で新しい解決策を作ってしまう

これはビジネスにおいても、とても重要なことだと思います。

どんな困難な問題でも、最初から出来ないと決めつけるのではなく、どうしたら解決できるかを探すことが、そして新しい解決策を模索し作って行くことが大切なんではないでしょうか。

レスラーでした。